エクシア合同会社はちゃんとした会社なのだろうか…
EXIAは金融庁に届け出を出しているのだろうか…
本当に金融庁の管轄であることは証明できるの…?
エクシアへの投資に興味を持っても、会社としての信頼性の担保が欲しいですよね!
この記事では、エクシア(EXIA)が金融庁の管轄でどういった登録がされていて、それによって今後どんな影響があるかについてお伝えしていきます!
エクシア合同会社は貸金業の登録業者一覧に記載されている!

エクシア合同会社は、2020年6月に「貸金業」の登録業者として許認可を受けました。
金融庁の公式サイトの中の登録貸金業者情報検索入力ページで、商号・名称に「エクシア」を入れて検索すると上記のような画面が確認出来ると思います。
ここについてもう少し詳しく見ていきましょう!
貸金業に登録されるには、厳格な審査に通過する必要がある!
貸金業に登録するには、都道府県都知事もしくは財務局長に認められる必要があります。
エクシア「登録したいです!」
知事「いいですよー!」
…なんて簡単にいくものではありません。
当然のように、かなり厳格な審査を通過する必要があります。
登録申請には登録申請書や登記簿謄本、貸借対照表などの提出はもちろん必須になります。
さらに社内規定の策定も求められます。
どういったものか少しだけ挙げると、内部管理態勢の具体的な方針、コンプライアンスに係る基本的な方針等、顧客情報の管理に関する社内規則、外部委託に関する社内規則、反社会的勢力による被害の防止に関する社内規則などなど…
分量にすると少なくとも100ページは超えるような文書を作成して、その内容も全てしっかりチェックされます。
詐欺会社では審査通過できないのはもちろん、むしろ業務を適切に行っていてかつ準備も入念にしないと通らないのは想像が出来ますよね。
さらに登録は3年の更新で、更新する場合は企業側が自主的に申請する必要があります。
そもそも貸金業とは何か?
金銭の貸付けまたは金銭の貸借の媒介(手形の割引、売渡担保その他これらに類する方法によってする金銭の交付または当該方法によってする金銭の授受の媒介を含む)で業として行うもの
貸金業法第2条によると、貸金業とは上記のような業務を行うものです。
消費者金融のイメージがあるかもしれませんが、金銭貸借の媒介を業として行うものなので、対企業でも当てはまります。
また、登録を受けない場合は貸金業を行うことはもちろん、貸金業を営む旨の表示、貸金業を営む目的とする広告、貸付けの契約の締結についての勧誘も行ってはなりません。
エクシアはそもそもそういった広告宣伝は行っていなかったですし今もしていないですが、今後はあるのかもしれませんね。
この貸金業の登録にあたって、上でもお伝えしたように様々な審査があり、その後も当局からチェックが入ったりします。
登録して終わりというわけではなく、常に監視下にあるのは、投資家からすると安心材料になりますね。
貸金業の前はどうしていたのか?

貸金業の登録前も、シンガポールのEXIA PRIVATE LIMITEDに貸付を行い、そこで得た利益をエクシア合同会社が受け取るという仕組みを取っていました。
合同会社を使ったスキームは、もちろん法を遵守して合法的に行われていましたが、同じようなスキームで詐欺を働く集団も残念ながらありました。
貸金業に登録されて金融庁の管轄になったというのは、そういった他の企業からも一線を画す形になりましたね。
また、貸金業をとったタイミングで下記内容のメールが届きました。

正直、メールを見たときは一瞬焦りました!笑
件名が「EXIA Private Limitedとの社員関係解消のお知らせ」だったので、ちょっとそわそわしました。
が、内容をちゃんと見て安心しました。
出資者側からすると、経営の内容に変更はなかったので、むしろ安心感が付与された形になります。
子会社のエクシア・アセット・マネジメント株式会社は第二種金融商品取引業者に登録済み!
エクシアジャパン合同会社の貸金業の登録は大きなニュースでした。
ただ、その前年の第二種金融商品取引業の登録業者の取得も、かなり大きなニュースでした。
これについてもお伝えしておきます!
2019年9月の出来事で、金融庁管轄になって信頼性が格段に向上!

2019年9月に、エクシア合同会社の100%子会社として、第二種金融商品取引業に登録された企業が取得され、それがいまのエクシア・アセット・マネジメント株式会社になります。
第二種金融商品取引業のほかに投資助言・代理業もあります。

上の画像は、金融庁が公開している金融商品取引業者の一覧から抜粋しています。
もともと登録されている企業を買収する場合でも、当然その親会社は厳しくチェックされます。
ドラマなどでも見たことはあると思いますが、やはり金融庁の検査は相当に厳しいようです。
まっとうに営業していても、不備があれば追加で対応する必要がありますし、情報管理も常日頃からしっかり実施しなくてはいけません。
抜き打ち検査もあり、そのときはオフィスにあるものはもちろん、メールなども見られますし何かあれば行政処分が下されます。
子会社への金融庁の目が厳しいのはもちろん、現在はエクシア合同会社も検査の目は厳しいので、引き続き気を引き締めて経営していいただきたいです!
登録によるデメリットは行政処分!
貸金業や第二種金融商品取引業など、金融庁の管轄になることは経営の信頼性・安全性の向上という意味では非常にありがたいです。
管理人も、信頼できる人からの紹介で知って、本社にも行ってレセプションで社長を見て大丈夫だとは思っていました。
けどどこか客観的な安心材料が欲しいと思っていたので、この件で非常に安堵したのを覚えています。
もちろん会社として今後も大丈夫だと思いますが、あえてデメリットを挙げるとしたらそれは行政処分の可能性があるということです。
そうならないように、日々しっかり経営されているとは思いますが、万が一があるかもしれません。
誰しもが知っている証券会社や銀行でも、業務改善命令といった行政処分が下ることはあります。
それで指摘箇所に適切に対応して、より信頼性が上がることは問題ありません。
一方で、処分原因によっては業務停止だったり、最悪の場合は登録取消になることもあります。
その場合には、その原因についての金融庁の発表や、会社からの説明をしっかり受け止めることが大切です。
もし行政処分の事例に興味があれば、金融庁が公開している行政処分事例集もチェックしてみてください。
金融庁管轄になったエクシア(EXIA)の今後はどうなるのか?まとめ!
エクシア合同会社の貸金業、エクシア・アセット・マネジメント株式会社の第二種金融商品取引業及び投資助言・代理業の登録など、全社的に金融庁の監視下にあります!
投資家とすれば、かなり安心感があるのではないでしょうか。
一方で行政処分のリスクはありますが、当然そうならないように常日頃の経営と、検査されても問題ないような体制が整っているのだと思います。
安全性・信頼性が高まったのは間違いないので、今後も過去に劣らないようなリターンが出たら嬉しいですね!
エクシアジャパン合同会社(EXIA)については、下記の記事に評判や始め方などをまとめています。